私たちが毎日何気なく出すごみ、そのなかにはリサイクルできるものも多数含まれています。資源物と呼ばれるものがこれにあたり、特に紙類のごみについてはリサイクルできるものが多数を占めています。ダンボールや新聞紙は古くからリサイクルされているため、知っている人も多いようですが、最近では学校などでもらうプリント類や仕事類で使う紙類など幅広いごみがリサイクル可能となりました。勉強で使用する紙類のほとんどは再生可能な古紙にあたり、一般ごみには出さないようにと自治体からも呼びかけが始まりました。紙類のごみが大量に出るのは、子どもの多い一般家庭や、学習塾です。電子書籍化やタブレット学習が進んでいるとはいえ、どうしてもプリントや冊子などは必要であり、紙媒体がゼロになることはないでしょう。
一般家庭でも子どもが多いと古紙回収のために分別してもその量は結構なものがあります。しばらく古紙を捨てずにサボっているとすぐに溜まってしまうので、うっかり忘れてしまうことは危険です。特に子どもが思春期になると親の話を聞かなくなるので、プリント類を出さずに部屋に大量に溜め込んでしまうことも珍しくありません。春先に学年が終了したときに、ちょっと部屋を整頓していると凄まじい量のプリントが出てくるのはよくあること。特に、受験間際の学年は想像以上の量です。
このようなときに思い切って無料の古紙回収業者に依頼してみる方法があります。このような業者は官公庁や企業に出向き、無料で古紙回収を行っていますが、一般宅に対しても回収は行っています。あまりにも量が多ければ、無料の古紙回収の条件に該当するかもしれません。条件は業者によって違いがあるので、事前に確認するようにしましょう。紙類のごみは意外と重たいものであり、回収場所が遠ければ持ち運びをするのも何度か往復しなければなりません。車寄せしにくい場所に設置されていることも多いので、市民の悩みでもあります。もし、回収にきてくれる業者が見つかったとしても、規定量に届かないという場合は、近所の仲良しメンバーの分も一緒にまとめれば規定量に達するはずです。たくさんの古紙が溜まれば労力もあるので有料になりそうですが、この業界は少ないと有料になってしまうことが一般的。自宅まできてくれた上に、古紙回収が無料でお願いできるので申し訳ないくらいです。ありがたい存在であり、必要としている人や利用している人がたくさんいます。また、これらの古紙はすべてリサイクルされるため、環境問題にも貢献でき、満足度が高いでしょう。
